楽器の練習の効率の良い方法
こちらの動画では、練習方法についての本の1章部分を噛み砕いて紹介してくれています。
ただ、闇雲に時間をかけて練習するのではなく、5つのポイントを押さえた、効率の良い方法を教えてくれています。
この本自体僕は知りませんでしたが、とても利にかなった練習方法で大変参考になりました。
新しく覚える曲
1つ目のポイントは新しく覚える曲を設定して練習することです。
これ自体は別に普通のことですが大切なのな常にこの「新しく覚える曲」を設定していくこと。
完成度を上げる曲
2つめのポイントは完成度を上げる曲です。こちらは覚えた曲を間違えずに弾く、原曲と同じスピードで弾くなど普通に「弾ける」と言えるレベルになるように練習する曲を設定します。
本番を想定した曲
「完成度を上げる曲」をさらにブラッシュアップさせて本番で弾けるように練習する曲を設定します。
曲に関してはこの3種類の曲を常に設定して練習していくということです。新しい曲を覚えて弾けるようになったら、その曲は完成度を上げる曲に移行させて新たに新しく覚える曲を設定して練習していきます。
テクニックの練習
フレーズ集や教則本などで早弾きなど演奏テクニックを練習していきます。
音楽的能力の向上
音楽理論の勉強や色んな音楽を聴いてアレンジの勉強にするとか作曲などです。
5つのポイントをバランスよく向上させる
上記の5つのポイントをバランスよく向上させていくのが大事とのことです。
この練習メニューの設定だと確かに上手くなりそうだと僕も思います。
テクニックばかり練習してしまってあまり曲をたくさん弾けない人や、弾ける曲ばかり練習してしまっていて弾ける曲は上手いけどレパートリーが少ない人、アコギの人にありがちなのが簡単なコードのオリジナルばかりをつくってばかりでなかなかそこから発展していけてない人とか、そういった感じの人自分の含めて結構心当たりがあります。
なのでこの練習理論がためになるなととても感じましたね。そういった人たちに「もっとこういう練習もやってみるといいよ」と助言することも今までにありましたが、この練習理論では得意と不得意の差が大きくなる前にバランスよく成長していく事ができるのだと思います。
得意不得意が大きくなってしまった後では、苦手な練習が慣れているものの練習に比べて大変なので倦厭してしまう傾向があります。僕もそうでしたけど。
そうなる前に対処できる可能性が大きい事と、曲を覚える事と作曲などの音楽的な向上を同時に進めていく事で楽曲の理解が深まるのかなと思います。
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