ピックアップ調整でギターのトーンが変わる
初心者でもできる簡単なギターの調整の一つにピックアップの調整があります。
しかし、パワーが欲しくてピックアップを上げすぎてしまったりと、気をつけなければギターの本来の音を出しきれない調整をしてしまうことになります。
ピックアップを調整するときに注意すべきこと
クリーントーンで調整していくほうが失敗しづらいのでクリートーンでの調整をおすすめします。
本来、フェンダーやギブソンではピックアップから弦の距離が大体機種ごとに決まっています。
しかし、専用の定規(スケール)が必要になってくるので耳で行うことのほうが多いです。
ピックアップが高すぎるとパワーが出る分、高音がキンキンしてしまいます。そして磁力のせいで弦が引っ張られてしまい、サステインが少なくなってしまいます。
反対にピックアップが低すぎると音にアタック感や音の輪郭が少なくなってしまいます。
強弱がつきづらくなるのでうまく弾けているように錯覚してしまうかもしれませんが、強弱をつけて弾きたいときに付けれなくなってしまうので低すぎも良くありません。
ピックアップの調整の手順
ちょうど良いところでサステインの邪魔をしない高さを音を出しながら調整していきましょう。
調整したら各ピックアップの音量が同じになるように調整していきます。
本当はここで終わりなんですが、僕の場合はいつもギターを弾く時の音のセッティングにしてみてアンプ側を調整していきます。
今度はピックアップを微調整して好みのタッチになるようにしていきます。
ピックアップ調整のまとめ
クリーントーンで弾くことで音の輪郭や自然なサステインがわかりやすくなりますが、歪みのトーンで弾いてみることで倍音の出方や音の出るタッチの感じがわかりやすくなります。
パワーが出ないとか色々なことはアンプの調整でどうにかできる部分がほとんどですが、ピックアップの高さで強弱のつき方やサステインが変わってしまうので、素直に音が出るように調整していくことを心がけましょう。
パワー不足を感じてピックアップをどうしても上げてしまう人はピックアップを交換したほうがより良い効果が得られると思います。
コメントを残す