タイトルの通り、これ以上ないくらい懇切丁寧にKelly SIMONZ氏がビブラートについて教えてくれている動画です。
初心者の方も何年もギターを弾いている方も見てためになるテクニックを説明されています。
Kelly SIMONZ氏によるビブラートの説明動画
こちらの動画はGUITAR MAGAZINEの2010年9月号の記事と対応されていて、GUITAR MAGAZINE公式サイトに動画と記事が載っています。
イカせる!?チョーキング&ビブラート・テクニック講座!/MI Japan ギター・クリニック
要所要所のTAB譜も掲載されているので公式サイトをチェックしてみてください。
こちらの動画の構成
EX-2から動画がはじまりますが、すぐにビブラートのかけ方の説明に入ります。
Kelly SIMONZ氏の持ち味にもなっているビブラートの説明の前に基本的なビブラートのかけ方、力の入れ方、手の動かし方の話から入ってくれるので初心者の方にもとても良い参考になるとは思いますが、親指をネック上部にかけないビブラートの説明していっているので、親指をかけて上側にあげるビブラートをしっかり練習してからこちらを参考にしていきましょう。
多様なビブラートの説明をそれぞれ詳しく話されています。下方向へのビブラート。手首を使わない1弦のビブラート、上下交互に動かすビブラート、8分音符、16分音符、3連符、2拍3連といった譜割りを意識したビブラート、スライド、最後には音量を上げるビブラートといった上級者向けテクニックも必見です。
動画内でビブラートを駆使して弾いていると話されているモルダウも上のリンクの一番下の動画で観ることができます。
もう一つのビブラート参考動画
ハイテクニックすぎて参考にできないという方はこちらの綺麗なインスト曲の方が参考になるかもしれません。
こちらはGUITAR MAGAZINEとは関係なく、録音アプリ「nana」で開催されたギターコンテスト用の動画です。手にカメラが寄ってくれているのでわかりやすく、曲もしっとりとした雰囲気のもので、ビブラートを駆使して見事に歌い上げています。
ビブラートに注目して演奏を観てみよう
ビブラートの説明動画を見た後なら、この動画で使われているビブラートがいつも同じものではなく、適材適所に使い分けられていることに気づかれることでしょう。
さらっと聴いてしまうと自然な聴きやすいメロディーだなという感じですが、この自然にメロディーが入ってくる感じをギターで表現することが非常に難しいんですよね。
エレキギターは普通にTAB譜通りに弾いてしまうと音が直線的になると言えば良いでしょうか?角のあるメロディーになってしまいますが、ビブラートやピッキングのタッチ、その他色々な要素を組み合わせて「生きたメロディー」に仕上げられています。
少し脱線しますが、「聴かせる」ための構成力というんでしょうか、どこでどんなビブラートをスライドをスタッカートを強弱をつけるというのを色々試行錯誤していくことの大事さを感じますね。
僕自身、こんなに混みいったギタープレイはまだできていませんが、オリジナルのインスト曲を作りはじめた時に少しづつ気をつけていくようにしていました。一朝一夕にはもちろんできませんが少しづつバリエーションを増やしていくことでもっと自由に直感的にギターを弾くことができるのかなと思います。
そして自分自身に構成力がついたときに今回のようなテクニックを本当に活かせれるのかも知れません。
Kelly SIMONZ氏が教えてくれる[超絶音学塾オンライン]
もっとKelly SIMONZが教えてくれる動画が見たいという方には超絶音学塾オンラインがおすすめです。
今年3月から始まった超絶音学塾オンラインではスカイプやZOOMなどで行うマンツーマン形式の『オンラインレッスン』や複数のコミュニティでやりとりする『オンラインサロン』とがあるようです。説明書きによるとグループレッスンのような感じのようですね。
3ヶ月コース、6ヶ月コース、12ヶ月コースになっていて12ヶ月が一番一月の料金が安くできる仕組みです。
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