エレキギターのメンテナンス
ギターは気温や湿度の影響を受けやすい楽器なので、ちゃんとメンテナンスをしていきましょう。
湿度の変化でネックが曲がる
一番わかりやすい変化がネックが曲がることで弦高が変化してしまったり、オクターブピッチが変わってしまったりすることです。
ネックがギターの前面に反ることを順反り、後ろに反ることを逆反りといいます。
徐々に変化していくので反っていることにわからない場合のありますが、弾き心地や音にも影響するところなのでしっかりチェックしていきましょう。
年に2回くらいチェックするといいと思います。
チェック方法
ブリッジ側からネックを見て真っ直ぐかどうか目視で確認するか1フレットを押さえて最終フレットを右手小指で押さえて12フレットあたりを右手親指でどのくらい浮いているかを確認する方法の2つがあります。
この方法どちらもネックがまっすぐな状態で確認するとどんな感じなのかを知らなければできません。
なので怪しいなと思ったらギターを買った楽器店などでネック調整をしていきましょう。
そしてネックが正常な状態でこちらの確認方法を試してみてどのくらいなのかをわかっておくと自分でもネックの状態を知ることができます。
指板のメンテナンス
指板には手垢や汗などがついて不衛生になっており、ほっておくとカビなど発生してしまうことがあるので、定期的にレモンオイルなどで汚れを拭いていきます。
ギタリストによっては指板は拭かないという方もいるかもしれませんが、指板のメンテナンスを怠ると将来指板を張り替えなければならない事態にもなりかねないので、長くつかいたいギターなら拭いて清潔にしていくことをお勧めします。
ボディーその他の部分の清掃
定期的にクリーナーで拭いていきましょう。カニや金属部分のサビの予防になります。
弦のメンテナンス
finger easeやfastfretなどの潤滑効果のあるものをつけてしっかりクロスで拭きます。
こちらは滑りが良くなるだけでなくサビから守る効果もあるので弦が長持ちします。
エレキギターのセットアップ
プリッチ調整
ブリッジの高さと各弦の高さ、ストラトであればスプリングの強さも調整していきましょう。
ストラトのスプリングの強さは弦を弾いた感触や音にも影響する部分なのでこまめに調整して自分の好みに調整していくことをお勧めします。
オクターブ調整
12フレットと12フレット上のハーモニクスの音をチューナーを使って同じになるように調整していきます。
ブリッジやネック調整したら必ず行いましょう。
違う弦に交換した場合もオクターブ調整を行います。他のメーカーの同じゲージの弦に変えた時も少し変化があるのでめんどくさがらずにオクターブ調整をしていきましょう。
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