ライブやスタジオ練習で使うプリセットを準備する
マルチエフェクターで出したい音に近いプリセットを選ぶ
バンドでの練習曲に合わせたギターのプリセットを簡単に作るには、マルチエフェクターに入っているプリセットをアレンジしてつくっていきましょう。
大抵のなる地エフェクターにはユーザー用のプリセットがあるので気に入ったプリセットをバンドで使いやすい順番に並べていきます。
プリセットの調整をする
自分が使っているギター、演奏する曲に合わせてプリセットを調整していきます。
原曲がある場合は原曲を確認しながら調整していきます。
自宅のアンプで音を作る場合
アンプを音をクリーンにしてリバーブなどが付いているアンプなら全て切っておきます。
トレブル、ミドル、ベースなどのイコライザーもフラットにしておきましょう。
厳密にいうとフラットの設定は各メーカーで違うみたいなんですが、とりあえず真ん中の12時の位置にツマミを合わせましょう。
ヘッドホンで音を作る場合
普通はアンプで音を作るのですが、PAに直接音を送れるようなマルチエフェクターの場合はヘッドホンで音を確認した方が正確です。
ヘッドホンはモニターヘッドホンを使用しましょう。音を味付けなく出してくれるので音を確認するのに適しています。普通のヘッドホンでは低音や特定の帯域を強調したりしてしまっているので、音の確認には不向きです。
作ったプリセットをチェックをする
曲を流しながらギターを弾いて実際のバンド演奏のようにプリセットを踏み替えて確認していきます。
- 各プリセットのボリュームの確認
- 踏み替えの位置の確認
- 歪みの量の確認
- リバーブやディレイの強さの確認
以上のことを確認していきます。ボリュームの確認はすぐわかると思います。
踏み替えの確認はたくさん踏み替えなければならない時は早めにプリセットをつくっておきそれになれるようにしておきましょう。
歪みの量と残響系の確認は少し慣れが必要です。CD音源は大抵コンプレッサーがかかっているので実際の歪みよりもまとまって聴こえるため、その音に近づけようとすると歪みが強くなる場合があります。かといってコンプレッサーを加えてみてもまたそれも違った感じになってしまいます。
なので歪みがと良くなりすぎないようにだけ心がけましょう、
残響系についてもバンドで合わせてみないとかかり具合がわかりづらいのであくまで目安で設定しておき、バンド練習中にすぐに手直しできるようにあらかじめ設定方法に慣れておきます。
バンド練習でプリセットを音色を確認
準備は終わりましたが、音作りはまだ終わりではありません。
バンドで他の楽器と合わせた状態で音を確認していきます。
バンドで音を確認する際の注意点
ちゃんとアンプの音を確認する位置でギターを弾こう
ギターから2、3メートル前の正面に立って’ギターを弾いて音を確認します。
アンプの近くとすぐ横にいると耳までスピーカーの音が届かず、反響音やキャピネットの箱鳴りしか聴けません。
他の楽器の音との音量バランス
その状態で自分のギターが聴こえるかだけではなく、他の楽器とのバランスを確認していきます。
できるだけ原曲のイメージに近づけましょう。
音の引っ込んでいないか、前に出過ぎていないかもチェックして低音や高音をイコライザーで調整しましょう。
歪みと残響系の強さの調整と確認
原曲のイメージに近づけるように調整していきます。
マルチエフェクターの設定が同じでも大きなアンプで大きな音を出すと強調されてしまう部分ができてきてしまいます。残響系もその一つです。
小さな音ではちょうど良くても音量を上げるとかなり効きすぎてしまうことが多いです。
高音の調整について
高音も音量によっ強調されてしまうので、耳が痛くなるような音になったりしますが、音量を全部下げるのではなく、強調されている部分だけを下げましょう。
高音を調整するのはTREBLE、もっと高い周波数を調整するPRESENCEです。これを音を出しながら調整していきましょう。
使いこなせたら便利! グラフィックイコライザー
もっと局所的に下げるにはマルチエフェクターのグラフィックイコライザーを使います。
7つぐらいに帯域が分かれていてそれぞれ個別に上げ下げできます。
アンプだと3、4くらいのつまみで調整するものを7つで調整するのでより細かく調整することができます。
マルチエフェクターの音作りのまとめ
マルチエフェクターでの音作りと調整について書いてみましたが、書き出してみるとたくさんやることがあります。
でも一度設定していけば音は微調整だけで済むので気が楽ですよ。
バンド練習の時にバンドメンバーに音について感想を聞くのも音作りの上達につながるので積極的に聞いてみましょう。
でもバンドメンバーの言う「いいんじゃない」は「よくわからないけど特に問題は感じない」や「自分には邪魔になっていない」の場合もあるので注意しましょう。
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