初めての英語の弾き語り

初めて英語の弾き語りをするには

日本語の弾き語りをできていることが前提なのですが、英語の曲を弾き語りする際には色々と準備することがあります。

歌う前にすべきこと

好きな洋楽の歌手の曲から聴きなじんだ曲を選びましょう。英語の発音がきれいだからとか簡単だからとかであまり聞きなれない曲を覚えようとしてもうまくいくわけがありません。英語の教師とかがカーペンターズをお勧めしたり、授業の教材として持ってきたりしますが、あまり効果はありませんよね。
はじめに言っておきますが、何回も何回も繰り返し聴き返さなければならないので、よっぽど好きな曲じゃなければ、曲自体が嫌になりかねません。分かりやすく言うとギターを弾けるようになるためには何度も曲を聴きこむ必要がありますが、初めて英語の曲を覚えようとするなら、その何倍も聴きこむ必要があります。
好きな歌手というのも重要です。日本語で歌う歌手の曲なら日本語の発音の正解を知っていて、その歌手の発音の癖がどのようなものなのかがわかります。(例えば「が」の発音が鼻から抜ける鼻濁音。とか)対して英語の歌手の場合はこの人の癖なのか、英語の正式な発音なのかよくわかりません。なのでどうせ真似するなら好きな歌手の影響を受けた方がいいでしょう。

ひたすら英語の曲を聴きまくります

決めた練習曲を何度も聴きこみます。歌の練習の前にすることがあります。
それは朗読です。「真面目か!!」とツッコミを入れたくなるところでしょうが、マジでガチでやってください。

英語を朗読していきます

曲を聴いても発音が怪しい単語はグーグル翻訳やweblioなどをネットサービスを使って発音の確認をしていきましょう。ここまでやっていくともうぬかりないと思います。
気になった部分だけでいいので和訳の意味を確認していきましょう。

本気の人は

この朗読はすぐには上達しないので1日1時間、本気で英語で歌いたい人は英詞または小説など英語の朗読を行ってください。一緒に単語の意味も確認すると後々役に立つのでオススメです。
ちなみに僕自身は単語だけ確認しましたが、文法は面倒だったので全くやりませんでした。

英語で歌う練習の進め方

いきなり英語で歌おうとしてもなかなかうまくいかないと思います。少しずつ段階を踏んで練習していきましょう。

英語で歌うときのはじめに

英語の歌を歌おうとしたときに一番最初に戸惑うことはきっと「早くて何を言っているのかがわからない」ということではないでしょうか?

これは耳がついていってないということです。

英語を聴こう

なぜかというと、「英語に慣れていない」ということです。

それは、「日本語の発音を聞こうとしているから」と言ってもいいと思います。

詳しく説明すると、耳から入った英語を頭の中でカタカナに直して(翻訳?)認識しようとしてしまっています。

その場合、地名(カリフォルニア)などのわかりやすい英語は変換できますが、たいていの単語はカタカナに変換できずに未処理のままよくわからない音としてもう片方の耳から抜けていく感じになります。

アルファベットで認識してみよう

よく言われているLとRの発音の違いですが、上記の内容については特に重要ではありません。注意して聞き分けて欲しいのがt、s、d、g、p、kです。

このアルファベットは日本語とは違い母音(アイウエオ)がつかなくて発音します。
例えばpostとかputとかですね。この場合、スとトがカタカナに変換されがちですが、スは歯の隙間から息を漏らす音だし、トはトでもタでもないような音を「舌打ち」っぽく短く発音しています。

発音を確認したら声に出して練習します

ここでまた朗読に戻ります。最初に朗読した時よりももっと細かく発音するように注意して行いましょう。
調べた発音であったり、原曲の発音を真似たりして近い発音ができるよう意識して朗読していきます。

「ペラペラ」と英語を早く発音できる

これは正しい発音しなければいけませんという内容ではありません。
この英語の発音をすると少ない口の動きで単語をしゃべれます。

例えばpostは日本人が言うとposutoになり、同じ単語なのに倍近く多くしゃべっていることになります。

逆に考えるとこの発音に気をつけるだけであなたは今までの2倍のスピードで英語を喋ることができます。

そして不思議なもので何度もこの発音に気をつけて英詞を朗読していくと、自然と英単語のこの発音の部分が聞き取れるようになっていきます。
「なんとかラーニング」とは真逆の上達法ですが、こちらの方が早く上達できるでしょう。それに自分でやるからお金はかかりませんし。

好きな英語の曲を覚えてみよう

まずは一曲選んで、少しづつ覚えていきます。
1行ずつ訳しながら丁寧に思えていくことをお勧めします。
訳しながらの方が、英語の歌詞を暗記しやすいし、歌詞を1番と2番を間違えることもありません。

覚えた部分から弾き語りする

覚えた1節をコードに合わせて歌ってみましょう。
発音がどうこうよりも真似をすることから始めた方が良いでしょう。

の単語の中でどの部分を強く強調して歌っているかも注目してよく真似て歌ってみましょう。

頑張ってAメロを一通り覚えるところまでやってみます。

英語の歌詞を見ないで歌えるようになるとわかること

歌詞を暗記することで劇的に英語の歌が分かりやすくなります。
それは自分が記憶している発音と実際の発音をリアルタイムで確認できることです。

通常、英単語の発音は一つの単語だけを繰り返し確認しています。
今回のように歌を暗記した場合は、いくつもの英単語を何度も聞き返すことになります。
そして、自分自身も歌って発音するので、正しい発音に徐々に修正する機会がたくさんあります。

何度も繰り返して「もっとこうした方がそれっぽい」という感じに近づけていきましょう。

最初は真似から入りますが、このあたりで声真似ではなく、口の形に注意して発音自体を真似るように心がけていくといいでしょう。


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