LINE6からマルチエフェクターPOD GOが発表されました

line6 pod go

マルチエフェクターPOD GOの特徴

Line6はここ最近はHelixやHelix LT、HX-STOMPといった商品を出してきましたが、ここにきてPODシリーズの最新商品を発表しました。今春発売予定とのことです。

とはいえ、Helixと全く違うサウンドがするというわけではなく、MIDIとの連携やアウトプットの種類などを少なくし大きさ、重量を小さくしたバージョンとして捉えていいと思います。

Helix-LTほど色々な機能は使わないし、HX-STOMPだとスイッチや同時使用エフェクター 数が少なくて困るといった人にはぴったりだと思います。

POD GOの大きさ

縦313 x 幅520 x 高さ148mmなのでギターケースのポケットには入りません。中型のエフェクターケースに入れて運搬することになりますね。しかしHelixなどを今まで使用していて乗り換える方にはかなりの大きさの違いでしょう。

POD GOの重量

3.6kgとかなり軽いです。紹介動画でも軽々と片手で持っていました。
このところマルチエフェクターの軽量化は顕著ですので驚きが薄くなってしまいますが、この内容でこの軽さはいいですね。軽すぎてもフットペダルでの操作が不安になってしまうのでちょうど良い重さだと思います。

POD GOの機能

  • 定評のあるHXプロセッサー・ファミリーから継承したアンプ、キャビネットおよびエフェクト・モデルを含むクラス最高の性能を実現
  • カラー・ディスプレイ搭載によるわかりやすいインターフェースと素早く簡単な音作りを実現
  • ポータブルなコンパクト&軽量設計
  • 視認性に優れた4.3インチ (11cm) カラーLCD
  • アクティブなエフェクトが識別可能なフットスイッチのカラーLED
  • サードパーティ製インパルス・レスポンス(IR)をロードすることで無限のキャビネット選択が可能
  • 音切れなくトーンの切り替えが可能なスナップショット
  • 簡単にプリセットのエディットとバックアップが可能な無償のPOD Go Editアプリ
  • ペダル・エディット・モードにより、あらゆるアンプ/エフェクト・パラメーターが足で操作可能
  • ステレオ・エフェクト・ループおよびTRSエクスプレッション・ペダル/デュアル・フットスイッチ入力
  • 一般的なアンプに4ケーブル方式経由での接続が可能
  • レコーディングとリアンプに対応する4イン/4アウト24ビット/96kHzオーディオ・インターフェース

(Line6 公式サイトより引用)

ライブで快適に演奏するための機能が充実していることが見てとれます。必要ある人と無い人に分かれると思いますが、midiとの連携はできないです。

270のアンプシミュレーターとエフェクトが入っているとのことです。

その他の機能

このほかにもステレオ/モノラルのルーパー機能も付いています。

エフェクトの同時使用数は9個までなので必要十分な数だと思います。HX-STOMPは同時使用は6個までなのでエフェクト数を気にせず使えると思います。

バックパネル インアウト

pod go入出力端子

FXループはステレオ/モノラルとなっておりステレオで使用するには片方がステレオ端子もう片方がモノラルが2つに分かれたY字ケーブルが必要になります。

もう1つ注目すべき点は出力がアンプアウトとメインアウトの2つがあることです。
HX-STOMPではステレオアウトしかありませんでしたがこちらのPOD GOでは出力を分けることができるので片方をモノラルでギターアンプに、もう片方をパワードスピーカーもしくはミキサーへ出力することが可能です。(ミキサーへ出力する場合は6.3mm TRS > XLR ケーブルが必要です)

POD GOの操作

実際に音を作る上での操作感もマルチエフェクターを選ぶ上で重要な要素です。
もちろんまだ店頭に並んでいないので(20年1月現在)、操作している動画を見て雰囲気だけつかんてみてください。

気になる値段は

日本での値段の発表はまだありませんがイギリスでは£639.00(約9万2千円)とあり、また公式サイト(アメリカ)のFAQでは$449.99(約5万円)という説明があります。

かなりばらつきがあるのでいっそう日本での値段はアナウンスされるまではわかりませんね。ちなみに公式サイトのFAQでは発売時期についてアメリカでは4月だと言っています。なので日本では4月以降のようです。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です