ルーパー内蔵のマルチエフェクター (ルーパー初心者にオススメ)

色々なマルチエフェクターにルーパーが入っています

最近出てきているマルチエフェクターにはルーパー内蔵のものがとても多いです。
HELIXやHEADRUSH PEDALBOARD、HEADRUSHGIGBOARDといった高級機だけでなく、低価格帯のマルチエフェクターにも内蔵されています。

例を挙げるなら、BOSS GT-1、ZOOM G1four、G3、G5、G1onにも入っています。

本家のBOSSのループステーションは小型から大型のものまで出ていますが、一番安いものでも単体で1万3千円くらいします。
それに比べて上記で述べた低価格のマルチエフェクターは8千円〜3万円くらいです。
なのでマルチエフェクターを買う方が得なように見えるのですが、実際はルーパーといっても色々な性能があるので購入の際には注意しましょう。

ルーパーの性能とは(ループステーション、マルチエフェクター)

ループの最大録音時間は各製品それぞれ

ルーパーには単純にループの最大録音時間が設定されています。
製品によって30秒くらい(BOSS GT-1、ZOOM G1on)までだったり、長いのでは3時間(BOSS RC-3)だったりします。
30秒あれば大体は大丈夫だと思いますが、スローな曲をある程度の長さをループさせることがあるときは結構厳しいです。
また、3時間なんて必要ないという方も多いと思いますが、ここまで長いとライブでルーパーをつないで録音しっぱなしにしておいて後でギターアンプにつないで本番での演奏をじっくりと復習できるなんて裏技もできます。

ステレオのルーパーか、モノラルのルーパーか

ただジャズやブルースのアドリブといった個人練習のみでの使用の場合はあまり気にかけないでいいところなのですが、ライブで使用したり、動画にしたりする場合には重要な部分です。
残響系を好んで使う方はステレオじゃないとルーパーの面白さが半減してしまうかと思います。

ループの途中でアンドゥ、リドゥができるか

BOSSのループステーションは全部できますがマルチエフェクターのものは大半はこれができません。
アンドゥ、リドゥというのは最後に録音したオーバーダブを取り消したり、また復活させたりする機能です。
どういう時にこれを使うのかというと、stand by meなどのヒラ歌もサビも同じコード進行の曲をルーパーで演奏する場合にサビだけ豪華にしたいときに使います。ベース音やコードをループさせてサビの時だけアルペジオやストリングス的なフレーズを入れることによってループにメリハリをつけることができます。
なのでこれも本格的にルーパーで演奏したい人向けではありますが、ルーパーの面白さを実感できる機能なのでルーパーに慣れてきてもっと色々やりたいという方はぜひアンドゥ、リドゥ機能がついたルーパーにもチャレンジしてみましょう。

リズム機能について

リズム機能はドラムマシンです。大抵ついていますが中にはついていないものもあるので注意しましょう。(BOSS GT-1にはついていないようです)
BOSSのループステーションは古いモデルのものの方がリズム機能のバリエーションが豊富だったりします。(RC-3 RC-30は10種類)
意外とZOOMのマルチエフェクターには68種類もついていたりします。
どうしてもループステーションで気の利いたリズムを使いたい人はAUX入力から音源を流しながらループ演奏をしていくという方法もありますよ。

自分に合ったルーパーを使おう

色々とルーパーについて説明してみましたが、ルーパーは種類が多しそれぞれ性能が違うので自分の用途に合ったものを使ってみるのがいいと思います。
ちなみにルーパーを使ってyoutubeに動画を投稿している人は結構何種類もルーパーを持っている人も多いです。
曲や状況によって使い分けている感じでしたね。

オススメのルーパーとルーパー入門機

ちなみに僕のオススメはBOSS RC30です。
最初にBOSS RC3を使っていたんですが、ボーカルとギターでデュオで演奏する際に色々と切り替えていくのが難しく、2トラックのBOSS RC30に乗り換えていきました。
慣れていけばルーパーはとても自由度が高く面白いものなので根気よく慣れてみてください。
これからはじめるという初心者の方にはBOSS RC1かZOOMのマルチエフェクターがいいかと思います。RC1はRC3より機能は劣る分ペダル操作が少し簡単です。価格も少し安いのがいいですね。
ZOOMのマルチエフェクターはルーパー機能に物足りない部分はあるものの、リズム機能の充実が素晴らしいですね。こちらも隠れたルーパー入門機といってもいいと思います。

 2ペダルのステレオ対応のルーパー

 ルーパー


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