リズムに自然に合わせるために
リズムが不得手な人の演奏を見ると大抵は体が動いていないか、またはぎこちなくリズムをとっているということが多くみられます。
リラックスして自然な体の動かし方でコードストロークやバッキングができるようにするには、正しく弾こう、ミストーンを出さないように弾こうといった考えも時には邪魔になります。
そういった状態にあるなら、「ある程度ミストーンが出ても構わない、ノリのほうが大事だ」と割り切ってしまいましょう。
ノリを最大限に出すことを意識して練習していき、それができるようになってから、少しずつミストーンが出ないようにミュートをしていきましょう。このプロセスは早弾きの練習とはまるで反対なので、戸惑うかもしれません。
実際にリズムがしっかりあっている演奏は、多少のミストーンはあまり目立たず、むしろ効果的になったりします。
8分音符からリズムの練習を始めましょう
一番頻度の高い8分音符から練習していき、8分音符の裏、その次は16分音符、16分音符の裏と進んでいきます。
こちらに簡易的な譜面を用意しました。
色々な曲で、曲に合わせて8分音符でカッティングしていきます。
一番いいのは体で乗れるような曲でダンスが入っている動画がいいです。(記事の下部にお勧めのダンス動画があります)
ギターを持ってダンスをするつもりで立って弾いていきましょう。
最初はAからです。ダンスにノリを合わせて、一緒に体を動かします。体を動かす延長で右手を振り、一曲丸々カッティングしていきます。音符のところはルート音を弾き、×印のところはブラッシングです。ルート音がわからなければ入れても邪魔にならない音を選んで弾きましょう。
レッドホットチリペッパーズのCan’t Stopの始まりの24秒からのカッティングのような力強い感じがベストです,。
Aが終わったりB、Cと続いていきます。
全部終わったらAからDまで1小節ずつ変えながら一色丸々弾いてみましょう。
早弾きなど細々としたテクニックに比べたら簡単なことは言うまでもありませんが、最高にノリの良いギターを弾こうと思うとかなり難しいです。
足でリズムを踏んでみたり、頭や腰でリズムをとったり、弾く以外の動作もしっかりと行います。
ある程度ノリを掴めてきたら裏拍を中心に弾いて行ってみましょう。
16分音符でもリズム練習をしてみよう
今度は16分音符です。
前の譜面をそのまま細かくしただけなんですが、慣れてきたら自在に組み合わせてできるようにしていきましょう。
臨場感のあるダンス動画に合わせてギターを弾いてみよう
リズムのトレーニングをする上で大切なことはリズムに乗っていることが本当にかっこいいと実感することだと思います。
なのでかっこよさがわかりやすいダンス動画に合わせてリズムトレーニングをしていきましょう。
ダンスミュージックを全然知らない人も聞いたことのあるブリトニースピアーズのBABY ONE MORE TIMEです。
こちらの曲はリフがずっと続いていくのでリズムトレーニングがしやすいと思います。
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